株式会社デンソーと共同で行う橋梁点検サービスにおいてドローン飛行を担当
平成25年の道路法改正等に伴い、平成26年より道路管理者は全ての橋梁等における5年に1度の近接目視による点検が義務付けられました。
平成30年までに一巡目となる点検は99.9%完了したものの、すでに二巡目は始まっており、今後も続く作業量はまだまだ膨大です。
参照:国土交通省資料「橋梁等の平成30年度点検結果をとりまとめ~道路メンテナンス年報(一巡目)の公表~」
こうして全国の橋梁の定期点検が義務化される中、サークル空撮課では株式会社デンソーと共同で行う橋梁点検サービスにおけるドローン飛行を担当。強風下や乱流/上昇気流下でも対象物に近接できるデンソー製の「可変ピッチ機構搭載ドローン」で安定した撮影を実施し、全国の橋梁点検の一翼を担っています。
サークルは株式会社デンソーと共同で行う橋梁点検サービスにおいて、ドローン飛行を担当しております。
デンソーが独自に開発した可変ピッチ機構搭載のドローンは、強風下や乱流/上昇気流下でも安定飛行に優れ、1.5m~3.9mの近接撮影が可能。これまで困難であった橋梁点検を、正確かつ安全に行うことができます。
橋梁点検空撮においても「撮影の質」は重要です。
サークルはこれまで培ってきた撮影現場におけるノウハウを生かし、
を徹底。トラブルのない撮影を心がけ、実際の現場でもお客様にご安心いただいています。
強風下でも対象物に近接できる圧倒的な耐風性能と安定機能を備えた「可変ピッチ機構搭載ドローン」で撮影。
ピッチ角と回転数を各翼独立に制御し上下推力を発生。固定ピッチよりも優れた耐風性と安定性を可能に。(デンソー独自開発)
ドローンで調査面の対面まで飛行し、赤外線カメラで測定。必要であれば昼間と夜間(明け方直前)に2度計測し寒暖差を鑑みて測定。赤外線調査結果後のピンポイント打音にて浮きを確認します。
【メリット】
■高所に調査場所がある場合、足場の設置が不要。またカメラ台の操作が地上にて可能なため調査面と平行にカメラを向けて測定することができ、正確な結果を得やすい。
■移動もスムースなため、調査場所が複数ある場合、また面積が広い場合に効率的に調査を進めることができます。
■少人数でも安全に調査することが可能です。
使用ドローン
「DJI Matrice210」 ■許容風速10m
■飛行時間 約13分
■到着後、飛行開始まで 約30分
■安全対策 GO HOME機能により、通信が途絶えた場合、設定位置まで帰還する
使用赤外線カメラ
「Zenmuse XT」 ■赤外線イメージャー 非冷却 VOx マイクロボロメータ
■感度 (NEdT) <50 mK at f/1.0
■FPA 640×512,336×256
■フルフレームレート 640×512:30Hz(NTSC) 25Hz(PAL)、336×256:30Hz(NTSC) 25Hz(PAL)